若手による重力・宇宙論研究会2021

2021年3月17日ー3月19日、オンライン開催

研究会趣旨


将来的な観測計画を含め新たな観測時代が訪れようとしている今,小スケールおよび大スケールの物理に対する理論的・観測的研究のさらなる発展に取り組み新たな手法・方向性を開拓することは,将来を担う若手研究者にとって早急に問題意識を共有し,腰を据えて取り組むべき課題である.これを踏まえ,本研究会では招待講演他に「討論セッション」を設ける. 本研究会を通じて, 日本における将来の天体物理や重力・宇宙論分野を担うべき若手研究者が主導し,理論と観測の垣根を越えて忌憚なく意見を交わすことで,既存の枠組みにとらわれることなく長期的な視野を持って新たな研究の方向性とその発展を議論する.

招待講師

和泉 究  氏 (宇宙科学研究所(JAXA))

北嶋 直弥 氏 (東北大学 学際科学フロンティア研究所)

松村 知岳 氏 (東京大学 Kavli IPMU)

八木 絢外 氏 (The University of Virginia)

山崎 雅人 氏 (東京大学 Kavli IPMU)


会場 

Zoom・Slackを用いたオンライン開催となりました。

スケジュール

3/3 招待講義ストリーミング配信開始予定

3/5 参加登録締め切り

3/17-19 研究会開催:招待セミナー・討論セッション

開催形式:招待講義(90分程度)+招待セミナー(60分程度)+討論セッション

招待講義事前に録画されたものをストリーミング再生にて公開致します(3/3より順次公開予定)。研究会当日までに各自視聴していただく形式となります。

招待セミナー(3/17,18):事前配信された講義を基礎とし、招待講師の方々の最新研究に関するセミナーを3/17,18の2日にわたり開催いたします。

討論セッション(3/19):「将来の宇宙観測とそれを踏まえた理論研究の展望」を主題とし、参加者から募集した議題・招待講演・招待セミナー内容に基づき、世話人が司会をしつつ議論をすすめる形式を予定しております。(ただし運営の都合上、すべての議題は取り扱えない可能性もございます。予めご了承下さい。)


議論の円滑化のため研究会Slackも開設します。事前配信される講義に関する議論も歓迎致します。

登録料

無料

世話人

小笠原 康太 (京都大学)

加瀬 竜太郎 (東京理科大学)

德田順生 (神戸大学)

問い合わせ先

grav-wakate5_at_yukawa.kyoto-u.ac.jp("_at_"を@に変えて下さい)



この研究会は,基礎物理学研究所(基研研究会 YITP-W-20-11)と,若手研究(B)「ベクトル・テンソル型修正重力理論に基づく暗黒エネルギー模型の構築と観測的な選別」17K14297 (研究代表者:加瀬 竜太郎)によってサポートされています.